角溝規制以来、ウェッジのフェースにはスピン性能を高める様々な工夫が施されてきた。現在、ルールギリギリの溝やその間を埋める高度なミーリングが主流となっているが、いまやその効果も上限近くまで来ている。ロマロでは、溝の加工以外でもスピン性能を高める可能性を追求。たどり着いた答えは素材を軟らかくすること。それが、「ハイパー・ヒート製法(hyper-heating process after molding)」。ヘッドを成型後に溶解するほどの高温で熱し、フェース面の硬度を極端に下げる製法。素材本来の硬さを軟らかくすることで、これまで以上に柔らかな感触を実現。ボールがフェースに乗るより柔らかな感触が、球持ちの良さとスピンの掛かりやすさを格段に向上させた。粘りある吸い付くような打感・打音は言うまでもなく、スピン性能、方向安定性、操作性、許容性等、ウェッジに求められる性能進化に大きく貢献している。
フェース全面の平面精度を高め、ルール限界のスコアライン(溝)を削り出す精密機械加工。ボールをフェースに乗せる接地時間を高めて、落ち際まで高スピンを持続。安定したスピンによる止めやすさ、高スピンによる戻しやすさで、あらゆるライから球持ちが良く、精度の高いスピンコントロール性を実現。
ロマロ初となる全ロフト、同重心距離設計のウェッジ。全て同じタイミングでフェースローテンションがおこなえるので、ロフト間の飛距離差や方向のバラツキを劇的に改善。また、打点に近づけた長めの重心距離が、フェースの極端な開閉を抑え、フェースコントロールや方向の出しやすさに貢献。
ソール全体をトゥヒール方向にラウンドをもたせながら後方を大胆に落した、「ダブルバウンス設計のマルチコンタクトソール」。フェースがスクエアの時はバウンス効果を程よく発揮し、開いた時にはバウンスを抑えて、リーディングエッジが浮くことなく、クリーンにボールをコンタクト。ショットバリエーションが豊富で球筋を操作するプレーヤーに向けて、ワイドソールがヘッド挙動の安定性とミスの許容性を高める。様々なライコンディションから自在なヘッドコントロールで狙い通りの球筋を生み出す。
フェースを開いた時、リーディングエッジが浮かずにクリーンにボールコンタクト。後方のバウンスが抑えられ、ヒールが浮かずネックが前に出にくいため、シャンクやトップのミスを軽減。
素材は軟鉄の中でも柔らかいS20C軟鉄。ヘッドを成型後に溶解するほどの高温で熱するロマロ独自の「ハイパー・ヒート製法(hyper-heating process after molding)」は、これまで以上にフェース面に柔らかな感触を生み出した。ボールがフェースに乗る非常に柔らかな感触が、球持ちの良さとスピンの掛かりやすさを向上させ、厳しいライからも安定したスピンを掛けて、しっかりボールをコントロールする操作性に貢献している。
ヘッド:素材・製法・仕上げ | S20C軟鉄・鋳鍛造 ※CNC加工 特殊熱処理加工(ハイパー・ヒート製法)+CNCスコアライン 銅下メッキ+ニッケルクロムメッキ・サテン&ミラー仕上げ |
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ロフト(度) | 46 | 48 | 50 | 52 | 54 | 56 | 58 | 60 | |
ライ(度) | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 64 | 64 | 64 | |
FP(mm) | 4.5 | 5 | 5 | 5.5 | 6 | 6 | 7 | 8 | |
バウンス(度) | 6 | 7.5 | 7.5 | 8.5 | 9 | 9 | 9 | 10 | |
長さ(インチ) | NS 950GH | 35.5 | 35.5 | 35.5 | 35.5 | 35.5 | 35.25 | 35.25 | 35.25 |
総重量(±3g) | NS 950GH(S) | 444 | 444 | 444 | 444 | 444 | 448 | 448 | 448 |
シャフト | NS 950GH |
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フレックス | S |
バランス | D2 |
シャフト重量(g) | 98 |
トルク(度) | 1.8 |
キックポイント | 中 |
NS 950GHシャフト:¥28,600(税込)
シンクログリップ CXタイプ(バックライン無)