オーナー 菊地 洋一さん
ロマロの本社から車で10分という距離にお店を構えるゴルフショップ「GOLF FIT」。オーナーの菊地洋一さんは、この場所で自分の店を始める前、渋谷でゴルフショップの店長をしていたという。
「以前のお店で、ある時に店長を任せられることになって、そしたら1か月の売り上げが1週間で達成できてしまったんです。そこから2年くらいやらせてもらって、横のつながりもできて、独立して自分の店を持ちたいという気持ちが徐々に強くなりましたね」
この場所で自分の店をオープンさせ、今年で12年目を迎える。新品と中古クラブを扱う渋谷の店舗と同じ形態で、グリップ交換以外の工房機能は外注で対応している。ロマロを扱う工房メインのお店とは少し性格の違うお店のようだ。
「ウェアの営業でお店を訪ねてきてくれたのがロマロとの最初の出会いでした。
その後少し期間をおいて、初代のRay UTの試打クラブを持ってきてくれたんです。ウチの試打席で打たせてもらい、そのまま借りて、コースで打たせてもらい、もう惚れてしまいましたね」
元々UTが苦手だった菊地さんだが、コースでの試打では3分の2くらいがナイスショットだったという。この結果ひとつで、彼自身がロマロというブランドのファンになってしまったのだ。
「とにかく打ちやすい。不思議なもので、最初の"値段が高い"というイメージは、これが適正だなと思うようになっていました。お客さんにも勧めるとすぐに気に入り、一気にロマロユーザーが増えていきましたね」
お店から10分の距離にロマロの本社があるという好立地も手伝い、一日に何度も営業マンが試打クラブを届けに来てくれることもしばしば。試打室にはロマロのカスタムの試打クラブがズラリと並び、需要の高さを物語っていた。
「ロマロは常に3シリーズあるのがありがたいですね。買い替えのスパンが3年間というのがお客さんには調度良い。もちろん結果も出る。今回のタイプRはその中でも、打ちやすさと格好良さで、発売後の反応は今まで以上のものでした。お客さんの期待を裏切らず、むしろその上を行っているというか。本当に勧めやすいクラブです」
勧める側が商品に惚れ込んでいなければ、お客さんには伝わらない。菊地さんは自分で使い、ロマロのクラブに心酔しているからこそ、多くのロマロファンが生まれているのだろう。店のオープン前に行なった今回のインタビュー取材中に、クラブを片手に何人ものお客さんが店を訪れてきていた。彼らは皆、菊地さんの人柄に居心地の良さを感じ、この場所に集まってくる。もちろんロマロのコアなファンだという。
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